食料品の消費税減税はいつから?1%案・2年限定で家計はいくら得するか

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カテゴリ:制度・ニュース
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食料品の消費税減税はいつから?1%案・2年限定で家計はいくら得するか

物価高対策の目玉として、政府・与党が食料品の消費税を引き下げる検討を進めています。報道では税率1%・2年間の期間限定・2027年4月開始を軸に最終調整中で、「いつから安くなるの?」「うちは年間いくら得するの?」「外食も下がるの?」という関心が高まっています。仕組みと家計への効果を、2026年6月時点の最新動向でわかりやすく整理します。

大前提:まだ「決定」ではなく「最終調整中」

食料品の消費税減税は政府・与党が制度設計を詰めている段階で、高市首相が6月下旬に最終判断するとされています[報道まとめ]。「1%」「2027年4月」「2年限定」はいずれも案・見込みで、確定ではありません。本記事の試算も目安としてご覧ください。

何が変わる?(ポイント早わかり)

対象飲食料品(現在の軽減税率8%の対象品目)。スーパーの食料品など
税率(有力案)8% → 1%(ゼロ%案もあるがシステム改修に時間がかかり、1%案が軸)
外食・酒類対象外=10%のままの見通し(現在の軽減税率の線引きと同じ)
開始(見込み)2027年4月を軸に最終調整。レジ等の改修期間が理由
期間2年間の時限措置。その後は「給付付き税額控除」へ接続する設計

家計はいくら得する?(世帯別の試算)

減税で安くなるのは、食料品に含まれている消費税の部分です。税率が8%→1%になると、食料品支出のおおよそ7%弱(約6〜7%)が軽くなります(正確には税込支出 × 7 ÷ 108 ≒ 約6.5%)。外食・お酒は対象外なので、下の「食費」は家で食べる飲食料品(外食・酒を除く)で考えます。

世帯(家での食費の目安)年間の食費8%→1%で軽くなる額(目安/年)
単身(月3万円)約36万円約2.3万円
夫婦2人(月6万円)約72万円約4.7万円
3人家族(月8万円)約96万円約6.2万円
4人家族(月10万円)約120万円約7.8万円
5人家族(月12万円)約144万円約9.3万円
計算の考え方

軽くなる額(年) = 年間の食費(税込・外食/酒を除く)× 7 ÷ 108

例:4人家族で年120万円 → 120万 × 7 ÷ 108 = 約7.8万円/年

※もし「ゼロ%案」になれば、8%分まるごと(食費の約7.4%)が軽くなり、4人家族で年約8.9万円が目安です。

「8%→1%は1%しか得しない」は誤解

下がるのは「税率の差7%ポイント」分です。1%しか安くならないのではなく、今の8%が1%になる=差の7%分が軽くなります。ゼロ%案との差は1%ポイント(食費の約1%)にすぎません。

何が対象?外食・お酒はどうなる

対象は「現在の軽減税率8%の品目」です。つまり減税後も“外食は対象外”という線引きは変わりません

下がる(1%案の対象)

  • 米・パン・麺・肉・魚・野菜・果物
  • 牛乳・お茶・ジュース・水
  • お菓子・調味料・冷凍食品
  • 惣菜・弁当のテイクアウト・宅配
  • ノンアルコール飲料

下がらない(10%のまま)

  • 外食(店内での飲食)
  • お酒(ビール・ワイン・日本酒等)
  • ケータリング・出張料理
  • 医薬品・日用品など食料品以外

※「テイクアウトは対象、店内飲食は対象外」という現在の軽減税率と同じ判定が続く見通しです。

いつから?なぜ2027年4月なのか

  • 2026年6月(現在) 物価高対策として税率1%・2年限定を軸に最終調整。高市首相が6月下旬に最終判断するとされる。
  • 準備期間(レジ・システム改修) 税率1%案で5〜6か月、ゼロ%案だと約1年必要とされ、これが開始時期を左右する。
  • 2027年4月(見込み) 減税スタートを軸に調整。
  • 約2年後 時限措置が終了し、恒久制度の「給付付き税額控除」へ接続する設計。
減税は「つなぎ」、本丸は給付付き税額控除

政府は、食料品の消費税減税をつなぎの時限措置と位置づけ、その先に恒久的な物価高対策として給付付き税額控除(1人4万円が有力案)を導入する方針です。詳しくは給付付き税額控除「1人4万円」の解説をご覧ください。2026年度の改正全体は税制改正2026まとめで整理しています。

注意したいこと

「もう決まった」ではない

税率(1%かゼロか)・開始時期・期間はいずれも調整中です。「◯月から確定」「申請が必要」といった情報には注意し、必ず公的発表で確認してください。

減税分がそのまま安くなるとは限らない

過去の税率変更では、原材料高などで「便乗値上げ」や価格据え置きが起きることもあります。減税幅がそのまま店頭価格に反映されるかは、商品や店舗によって差が出る可能性があります。

事業者はレジ・経理の対応が必要

飲食料品を扱う小売・飲食店は、レジや会計システムの税率設定、インボイスの記載など実務対応が生じます。開始時期が確定したら早めに準備しましょう。

まとめ

何が変わる食料品(軽減税率8%の品目)の税率を1%に下げる案。外食・酒は10%のまま
いつから2027年4月を軸に最終調整。レジ改修の期間が理由(1%案で5〜6か月)
期間2年間の時限措置。その後は給付付き税額控除へ
家計の効果食費の約6〜7%が軽く。4人家族で年約7.8万円が目安(試算)
注意未確定。便乗値上げで減税分が価格に反映されない場合も

よくある質問

食料品の消費税減税はいつから始まりますか?

2027年4月を軸に最終調整中です。税率1%案ならレジ等の改修に5〜6か月、ゼロ%案なら約1年かかるとされ、これが開始時期を左右します。いずれも見込みで確定していません。

税率は何%になりますか?

現在の軽減税率8%を1%に下げる案が軸です。ゼロ%(非課税)案もありますが、システム改修に時間がかかるため1%案が有力とされています。正式には決まっていません。

外食やお酒も安くなりますか?

いいえ。対象は現在の軽減税率8%の飲食料品で、外食(店内飲食)やお酒は対象外=10%のままの見通しです。テイクアウト・宅配は対象になります。

うちは年間いくら得しますか?

8%→1%なら、家での食費(外食・酒を除く)のおおよそ6〜7%が軽くなります。4人家族で食費が年120万円なら年約7.8万円が目安です(試算)。

給付金や給付付き税額控除とは違うのですか?

食料品の消費税減税は「つなぎの時限措置」、給付付き税額控除(1人4万円が有力案)は「恒久的な本格制度」という位置づけで、減税終了後に給付付き税額控除へ接続する設計が議論されています。

参考リンク(出典)

本記事は次の公的機関の情報と報道をもとに、2026年6月時点で作成しています。最終調整中のため、最新・確定情報は公的発表でご確認ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、税務・制度上の助言ではありません。食料品の消費税減税は最終調整中の政策で、内容は変わる可能性があります。最新・確定情報は財務省・国税庁・各府省の公式発表をご確認ください。

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「はい」が多い記事から、優先的に内容を更新・深掘りしていきます。

公開日:2026年06月22日 / 執筆:みんなの税金 編集部

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本記事は税制・各種制度に関する一般的な情報提供を目的としたもので、税務上の助言ではありません。記載内容は公開時点の情報に基づき正確性に努めていますが、制度は改正される場合があります。実際のお手続き・個別のご判断は、国税庁・お住まいの税務署・税理士等の専門家にご確認ください。運営者情報・免責事項